えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ひゃくいっこめ

 気が付いたら日付が変わっていた。布団に入ってスマホでちみちみと書いている。

 

 ここ最近、久し振りに小説を書きまくっている。自分の書けるものはオリジナルではないので、あんまり堂々と書いてますとは言いにくいのだけれど、趣味の中で一番長く続いているという点で、すごく大切なものになっている。

 

 オリジナルの作品は書けないけれど、その代わり、好きな作品の隙間を想像して埋めるような二次創作を書くのが昔から好きだった。原作から少し寄り道して、何もなかったかのようにもとの道に戻れるような、そんな作品を書くのが今でも好きだ。

 久し振りに熱のぶり返した作品で、また同じようなことをやっている。そういえば十年ほど前にも、そうやって書いていたものがあったなあとハードディスクに眠っていたものを引っ張り出したけれど、書いた頃の記憶はほぼおぼろげになっていた。

 十年も経てば、文章も上達して、流れもスムーズに組めるようになっている。それでも、熱を逃したくないと言わんばかりの勢いは、今と大差ないように感じられる。むしろ、文章がつたない分、顕著な気がした。

 

 その中でもずいぶんと気に入っている作品があったから、今すこしずつリライトを進めている。微妙にシチュエーションや視点は変えたものの、中心にあるものは変わらずに書けそうだ。

 ここしばらく、文章を書けていないことにやきもきしていたけれど、ここに来て一気に解消されたので、だいたい何とかなるものなんだなあと実感している。

 

 ちょこちょこと頂ける感想を励みに、完結を目指して地道に進めていこうと思う。