えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ひゃくさんじゅうごこめ

 年の瀬が迫ってきた。クリスマスは弟一家がやってきて、家族で鍋を囲んだ。子どもたちはなぜか懐いてくれていて、仕事終わりにただいまとドアを開けると、おばちゃんおかえり~と椅子から降りて駆け寄ってくれる。足に抱きつかれたのを撫でてやりながら、ああ可愛いなと噛みしめた。

 本当に、なぜ好かれているのかが全く分からないのだけれど、好かれている分には困らないので、隣同士で座って、炊き上がったうどんを器にとって少しずつ食べさせるなどをしていた。

 

 正直、子どもは可愛いと思うけれど我が身が一番可愛くて、ある程度しか相手してやれないのだけれど、構い過ぎないのがちょうどいいのか、子どもたちはいつも寄ってきてくれる。

 自分から家に行って構うとかそういうことをしないおばなので、こんなのでいいのかなと思いながら、ミニオンミニオンと請われるままにスマホでプライムビデオを立ち上げて再生してやった。

 

 次に会うのは多分年明けぐらいで、そのときにはとりあえずお年玉をあげる予定でいる。今後、誕生日とか年始とか、そういうときに物をあげるだけの親戚のおばちゃんになるんだろうなと思いながら、懐いてくれている今を地味に喜んでいる。