えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

よっつめ

 竹内結子さんが好きだ。好きになったのは割と最近で、昔のドラマはあんまり知らない。何でかは分からないけれど、琴線に触れるものがあったのか、あの笑顔に一目惚れだったのか、まあきっかけなんてそんなものか。

 竹内さんが出ているというだけで、映画を観に行った。コンフィデンスマンJP ロマンス編。元々のドラマは全く見ていない。映画だけでも充分に楽しめるという前評判が、かなり強い決め手となった。果たしてその前評判通り、めちゃくちゃに面白かった。コンフィデンスマン――詐欺師達の話であるが故、あちこちにギミックが仕掛けられていて、1回見ただけではそれらを拾いきるのは不可能だった。

 2回目、行くか。当然ながらそういうことになった。2回目はまた違う見方をしてみたけれど、1回目のような衝撃がなかったのが非常に惜しい。記憶を消してもう1回観たい、そう思った作品はこれが初めてだった。

 

 このところ、妙に映画づいている。と言っても、興味を惹かれる映画をやっていればの話だけれど、松たか子さん主演の『来る』は2回観に行った。これは単純にあのテンションの昂ぶりをもう一度体験したいというものからで、コンフィデンスマンを2回観たのとは全く違う方向性からだったけれども。

 そして映画に出演している人が気になると、ふと視界も広がるもので、映画に出ていた黒木華ちゃんに度々目が行くようになった。まあるい顔立ちで、あどけなさそうに見えて激情した演技とのギャップがとてもいい。映画を観た後、SPドラマで米倉涼子さんと共演されているのを観て、この人の倒錯感を覚える色気が魅力なのだろうなあとぼんやりと思った。

 小松菜奈ちゃんも非常に可愛かった。さよならくちびる、という映画が今公開中なのだけれども、チラシは持ち帰ってざっと目を通してある。いわゆる、百合作品。そこを目当てにするのもなあ、と思いつつ、評価はかなりよくて気になっている。公開中に観に行けそうにはないので、円盤化を待つかなあと思っているところである。

 

 公開中と言えば、竹内さんが出演している長いお別れも非常に気になる。ただ、女優さん目当てでこのテーマの作品を観に行って、果たして私は後悔せずにいられるのかという不安が大きい。竹内さんがとても可愛いらしいので、非常に観に行きたくはあるのだけれど。

 

 話変わって、今現在転職活動中である。派遣で探しているので、もし決まって勤め始めたとしても収入が入ってくるのはその翌月の末頃になる。一月分を前もって余裕を持っておかないといけないことを考えると、そろそろ遊ぶのを止めて倹約をしないといけない頃合いである。

 お金のかからない方法でストレス発散を図ろうと決めて、じゃあ何をしようかなとぼんやりとした頭で考える休日だった。