えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

にひゃくいっこめ

 先週から日曜も休みなしに働いて、やっと休みが取れたのが金曜日だった。休日出勤した分休んでいいよとのことで、ありがたくちょうだいした。

 

 そして金曜日。天気がよければ弁当でも作って花見でもと思っていたけれど、あいにくの薄曇りで予定は断念した。とはいえ外は割と明るく暖かかったので、買い物がてら花見くらいはできるなと、近所の商店街へと向かった。

 まずは100均で雑貨を見繕い、青果店で切らしていた米を買い、別の八百屋で野菜を買い足し、魚屋をひやかし、重たいリュックを背負ってえっちらおっちらと帰宅した。

 昼ご飯を適当に済ませてからはダラダラと過ごし、夕方から作り置きをあれやこれやとこしらえた。ここ最近は作り置きを切らしていてご飯が適当になりがちだったので、これでまたしばらくはやり過ごせそうである。

 

 土曜日はいつもの通り地元でバイト。終わった後は帰ってこようと思っていたけれど、そろそろ桜も見納めだろうし、どうせなら毎年見ている夜桜を眺めておくかと実家に帰る旨連絡を入れた。

 バイトが終わり、いつもの道を歩いて帰る。対面一車線の道の脇に飲食店が立ち並んでいるところがあり、その裏に立派な桜が植わっているのである。バイトに行き始めてから知って、夜桜を眺めるのもこれで3回目だ。相変わらず美しいなと思いながら写真を何枚か撮り、実家に帰着した。

 

 そのまま実家に泊まり、日曜日は特になんの予定もなかったけれど、急に両親と甥姪、私の5人で花見をすることとなった。父の運転する車でしばらく走り、花見へと向かう先は神社である。山の麓にあるので少し坂を登って石段を登れば、見慣れた社務所が目に入った。

 幼い頃からよく来ている神社だが、甥姪を連れてくるのは初めてな気がする。お賽銭を投げてお詣りをし、甥姪がそれぞれ色で選んだお守りを買ってもらうのを傍目に、私もお守りを買った。健康祈願である。

 後はなんとなくくじ引きをし、まずまずの結果に満足して境内を出た。

 

 そんなつもりはなかったけれど、三日とも花見をすることになり、だいぶ充実した休みになった。

 明日からの新年度もぼちぼちと頑張れそうだ。