えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ひゃくきゅうじゅうななこめ

 なんとか仕事の締め切りを倒し、土曜日は2週間ぶりのバイトであった。たまに平日の仕事内容とうっかり似通うことがあって、下手したら家でも似たような作業をしているので、やっぱこういうのが向いてるんだろうなと思いつつ黙々と作業をこなした。

 

 この週末は、久々に実家に帰っていた。久々、といっても、多分スパンは一カ月ぐらいだと思う。日曜に甥っ子の誕生日祝いをやるとのことで、はいはいと仕事終わりに歩いて実家へと向かった。

 

 気がつけば甥っ子ももう三歳である。子どもの誕生日を祝うたびに、時の流れの早さをしみじみ実感する。しばらく会っていない間に口が達者になって、やりとりがスムーズになっていく。ぐんぐんいろんなものを吸収して育っていく子どもたちを見るのは、愉しくもあり感慨深くもあった。

 すぐ近所に住んでいる親戚のところには初孫ができたらしく、誕生日祝いをしているところにその子を連れてやってきてくれた。産まれてひとつきがようやく経ったばかりの赤子を抱くのはずいぶんと久しぶりで、おっかなびっくり抱かせてもらったものの、これまで何人も抱っこしているせいか、腕にすんなりと重みが馴染んだ。まだふにゃふにゃで首が据わっていない。これからどんな風に育つだろうか、楽しみだなと思いながら、子ども好きの母へ子どもを受け渡した。

 

 もう私には期待しないでくれとずいぶん昔から言っているせいか、あんたも子ども見せてあげなさいよと言われてもさらりと流せるようになった。35歳を超えたら言われなくなるだろうか。基本的に生きてれば歳は取るものだが、こういうときばかりは早く歳を取りたいと思ってしまう。今年も始まったばかりだし、下手に焦らずに過ごしていきたいところである。