えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ひゃくさんじゅっこめ

 mocriで喋っていたらすっかりブログの存在を忘れていたので、通勤時間帯に昨日のことを書くなどする。

 

 昨日は少し離れたところに住んでいるフォロワーさんと待ち合わせをして、淡路まで行ってきた。きっかけはなんだったか、ニジゲンノモリの話をしていたんだったか、せっかくだし行きましょうかという話になったのだった。

 シャトルバスもあるけれど、時間に制約があるし、せっかく遠くから来てもらうのだから時間は有効に使いたいと私が主張して、レンタカーを借りることになった。

 

 レンタカーを借りるのも運転するのも初めてで、当日ソワソワしながら鍵を受け取った。

 幸い、ナビ通りに行けばすんなり着いて、まずはサービスエリアで一息つくことにした。駐車場はほぼ埋まっていて、家族連れやペット連れのお客さんでとても賑わっていた。適度にお腹も空き始めていたので、屋外に面したお店で玉ねぎ肉まんを買って、陰になっているベンチに腰掛けて食べた。

 日向に出ていれば暖かいけれど、日陰に入ると少しひんやりしている。それでも11月下旬とは思えない暖かさで、本当にこの冬寒くなるんだろうかと疑問に思った。

 

 サービスエリアの屋内に入ると、おみやげ屋さんがフロアのほとんどを占めていて、観光地だもんなあと納得してしまった。

 ほとんどが淡路のおみやげだったけれど、神戸や大阪、京都のおみやげも売っていて、そこに行かないと買えないという希少価値はもうないんだなあと笑った。

 奥に行けばフードコートがあったので、そこでしっかりと昼食を摂った。食べながら色んな話をして、初めて会う割に早々に打ち解けたと思う。

 昼食を摂った後はおみやげを見繕って、また車に乗り込んでニジゲンノモリへと向かった。

 

 フォロワーさんがゴジラを好きなのだとはこの日よくよく知った。なるほどなあと話を聞きながら広い公園内を歩いて、ゴジラ迎撃作戦のチケット販売所に向かう。

 ゴジラの大きな顔が見えたときには思わずテンションが上がってしまった。他の作品と違うスケールは迫力が圧倒的で、実写作品だからこその妙な現実味と生々しさがリアルに体感できた。きっと作中の人々は、ゴジラの姿におぞましさと畏怖を感じたろう。

 ゴジラ迎撃作戦は、実質シン・ゴジラのアトラクションで、エヴァンゲリオンでおなじみになったマティスEBのフォントがあちこちに使われている。建物は大抵自衛隊を模したカラーリングと擬装が施されていて、あのグリーンが好きな私には大変テンションが上がるものだった。

 少し並んでチケットを買い、また並んで説明のムービーを見る。作りが凝りすぎていて見ながら肩を揺らして笑ってしまった。気合いが入りすぎなのよ。

 それを見終わった後はゴジラの口の中を通り抜けていくジップラインに、ゴジラの細胞を撃ち殺していくシューティングをこなした。シューティングがうまくいかなくて点数が一切入ってなかったのには笑ってしまった。

 

 アトラクションをこなした後は、ミュージアムやショップを眺めて、大満足で建物を出た。その時点で15時前になっていて、また別のところに行くにはちょうどいい時間になっていた。

 えっちらおっちら歩いて駐車場に戻り、ナビを起動してまたハンドルを握る。ナビ通りに行ったら山道に案内されて、ゲラゲラ笑いながら元来た道を戻って、看板に目的地がきちんと明記されていたのにまた笑った。

 元々行こうといっていた牧場は16時には閉まるらしく、違うところをと検索して見つけたのは、リゾート施設か何かに併設されている温室だった。

 

 中に入ると三階から徐々に下層へ降りていく作りになっていて、その時点で既に見上げないといけないサイズの木々が植わっていた。

 植物園独特の匂いを堪能しながら、これはデートスポットですわと笑いながらあちこちを見て回る。そういうところなので自然とお互いの恋愛観の話になったのもまた面白い。普段Twitterでやりとりをしているとわざわざそんな話をすることはなくて新鮮だった。

 

 出口近くのカフェで飲みものを買って一息つく。飲みたいものは冷たいドリンクしかなく、まあいいかと買ってそれぞれ一人がけの椅子に掛けた。

 私が買ったのは藻塩を使ったレモネードで、甘すぎず口の中にベタベタと残ることもなく、かなり好みの味だった。外はだんだん太陽が雲に隠れていって、せっかく出掛けたのに勿体ない天気になってしまった。

 温室を出て、またおみやげ屋さんに寄ったあと、駐車場に向かう。またナビを付けて、おおよそ来た道を戻っていった。

 

 橋を渡って本州に戻った時には外はもうずいぶんと暗く、そういえば夜に知らないところを走るのはかなり久し振りだなあと思った。近くのガソリンスタンドで給油して満タンにし、車を返却する。チェックが無事に終わってホッとした。

 

 今度は私がそっちに遊びに行きますと約束をして、フォロワーさんと別れる。またねと言えるのは何とも幸せなことだなあと、最近とみに思うようになった。

 今度はいつになるか分からないけれど、ご当地ラーメンを絶対に食べに行くぞと心に決めた。