えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ろくじゅうごこめ

 盆休みがあっという間に過ぎ去った。特にこれといったこともせず、やろうと書いていた勉強もほとんどせず、動画を見るか小説を読むかして過ごしていた。

 

 ちょうどTwitterで話題になっていたので、1991年公開の大誘拐という映画を観たのだけれど、これがまあ当たりだった。2018年にスペシャルドラマ的な枠でやっていたのはなんとなく覚えていたのだけれど、それも確かに面白かったな、という記憶はあったから、じゃあ昔の方がもっと面白いに違いないと思って観てみたのだった。

 まずおばあちゃんがめちゃくちゃ頭がいい。二手三手先を読んで行動する。スウッと真顔になったときの怖さといったらない。元女中役の樹木希林もめちゃくちゃ愉快だった。アグレッシブすぎて、映画を観ながらだいぶ笑った。

 誘拐を企てる三人組も、犯罪に手を出しているからいい人とは言えないけれど、人情味がある。おばあちゃんを大事にするやつに悪い人はいない、とかバカなことを考えてしまった。

 誰も傷つかない、とても安心してみられる映画だった。私はやっぱり、こういう作品が心穏やかに過ごせて性に合ってるなと思う。

 

 好きな女優さんが出てるから、と見始めた妖怪シェアハウスは、話のほとんどで主人公が不憫なので、しんどくなりながら見ていたのだけれど、最後はスカッとするので継続視聴することになりそうだ。

 

 また明日からは、仕事が始まる。一週間と少し、怠けきった体にはずいぶんしんどそうだけれど、頑張ってこよう。