えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

よんじゅうはちこめ

 平日も週末も、代わり映えのしない日々が続くようになった。あまりこれといったこともなく、まるでルーティーンのように日々を過ごしていて、いつもなら何もしていないのはマズい、と思うのに、そういった危機感も湧かないまま、だらだらと過ごしている。

 

 親会社の方では、仕事を止めるという話が出てきているらしいが、今のところ、私の所属している現場では続行の予定らしい。罹るのに怯えていた先週とは違って、今はずいぶんと諦めモードになってしまった。罹ったらその時だけれど、家族や会社にはずいぶんと迷惑をかけるだろうなあと、ぼんやりと考えている。

 

 新しいiPhoneを注文するんだというわくわくも、あるにはあるけれど、ふとした瞬間にどこかに行ってしまう。近い未来に、なんの楽しみも見いだせないというのは、こんなにもしんどいことかと実感している。友達に会えない。会ってみたい人にも会えない。なんなら、仕事帰りにふらりと雑貨屋に寄ることさえできない。自分の欲求を満たすためだけの外出はできない。制限がかかっているなあと、ひしひしと感じる。

 早く、おさまってくれないかと思いながら、週末は家から出ずにだらだらと過ごしている。明日こそ、マスクを作らないと、また来週から不便なことになるなと、それでも焦ることのない自分にどこか呆れながら。