えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

さんじゅうさんこめ

 年が明けた。相変わらず年始らしさのあまりない年始だった。

 

 しばしば、このままではいけないと思いながらも行動に出せなかったけれど、ぼちぼちと動き出さないといけないなと思うようになった。自分の見た目だったり、環境だったりに関して。

 ふとした瞬間に、母のことをひどくいやだと思ってしまう。私も親離れできていないけれど、母も子離れができていない。私のことを未だに自分の思うように動くものだと思っているし、だからこそ私の意思を無視して指示が飛んでくる。断ると、不愉快そうに「なんでこれぐらいやらへんの!」「親の言うことは絶対や!」と瞬間的に怒って不機嫌になる。

 臑をかじっている身である以上、言うことを聞かないといけないんだろうと思うけれど、私にだって気乗りしないことはあるのだ。せめて、断りを入れるような気遣いぐらい欲しいと思う。けれど、この人相手にそんなことは望んでも仕方がないのだともう諦めきっているから、私がどうにかするしかないのだ。

 

 具体的に言えば、家を出るとか。

 はっきり言って、今の収入では一人暮らしは望めない。かと言って、収入を上げるために残業をすることはできない。仕事量が圧倒的に少ないからだ。時給はいいけれど、七時間勤務だし、休みを挟むと極端に収入が落ちる。安定してはいない。今の職場で収入を上げることはできないので、そうすると、また転職か、となってしまう。さすがにこの短い期間で辞めるのはしんどいものがある。とすると、副業か。

 

 副業をすることに関しては、ずいぶん昔から、友だちから提案を受けていた。手に職を、とずっと言っていた私に、じゃあこういうのはどうか、と話を持ちかけてくれていたこともあった。結局その話はお流れになったけれど、未だに副業は話題にのぼる。

 面倒くささや、余暇が減ることに目をつぶっていたけれど、もうそんなことは言っていられないところまで来てしまった。

 副業、やるか。

 とりあえず、今の自分でできることはなんだろうかといくつかピックアップして、おっかなびっくりそろそろと手を伸ばしている真っ最中だ。何に対してもグズグズとしている自分を変えるためにも、親元を離れる、という大きな目標を掲げて、今年をやっつけていきたいと思う。