えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

じゅうはちこめ

 三連休の中日だけれど、一番の楽しみは昨日済んでしまったので、忘れないうちに書いておこうと思った。

 

 土曜日、朝早く起きて、珍しく化粧をして、服装を整えて、出かけた先はPerfumeカフェだ。10年以上前から、じわじわとした熱量で好いてきた彼女たちは、今年15周年という節目を迎えたという。ずっと好きだった割にそういう情報にとてつもなく疎かったのは、これまでほとんど、曲を聞いたりスタジオパフォーマンスを見たりしかしてこなかったからで、彼女たちのこれまでのイベントや、性格や、関係性と言ったところにフォーカスを当ててこなかったからだと思う。

 Perfumeは私にとって名実ともに偶像であって、無意識にか意識的にか、そこには触れないようにしていたのかも知れない。本当のところを知れば、嫌なところが見えてしまうかも知れない、じゃあ知らない方がいいや、という気持ちは、確かに、彼女らに限らず、手の届かないところにいる人たちに対してずっと思っているところがある。

 それでも、10年ぐらいずっと好きでいられたのは、彼女たちが素敵で、憧れる存在で、ずっとブレなかったからだ。彼女たちはいくつになっても、アイドルなんだろうなと実感している。

 

 最近になって、Perfumeファンの人と仲良くなって、おすすめのライブや、彼女たちのちょっとした小話を聞くにつれ、ライブに行ってみたいなあと思うようになった。折良く、来年にはドームツアーを控えているし、買うしかないと思って勢いで買ったベストアルバムには、先行抽選の応募用QRコードが封入されていた。開封して即応募した。当たればいいなとぼんやりと思っている。

 

 話が少し逸れたので、戻ろう。

 Perfumeカフェに行こうとなったそもそものきっかけは、近県に住んでいる女優さん好きなお二人と、オフ会をしたいねと話したことだった。じゃあ連休の間に会おうという話になり、トントン拍子に日時や場所が決まっていった。フットワークの軽い人々である。Perfumeカフェを第一の目的地としたのは、私ともう一人がPerfumeファンだからという単純な理由で、私はこんな機会がない限り一人ではわざわざ出かけないだろうなと思ったので、一も二もなく、行く! と答えた。

 Perfumeファンではない方には、少し申し訳なさもありつつ、雰囲気などは楽しんで頂けたようだったのでホッとした。あと、道案内に大活躍して頂いたので本当に頭が上がらない。ありがとうございました。

 

 カフェを出た後は、ふらりとゲームセンターに寄ってみたり、カフェでひたすら喋り倒したり、夕方頃に腰を上げて移動して、飲み屋でこれまたひたすら喋り倒したりしていた。とにかく話題が尽きなかった。何度も同じ話をしては、それでも飽きないことを噛みしめていた。本当に楽しかった。駅の入り口近くで別れる頃には、本当にさみしかった。またスマホTwitterを開けば、同じ調子で馬鹿話をするだろうに、顔を突き合わせて喋ったあの時間は、本当に特別だなと感じる。

 またこういう機会を設けて、飽きるまで同じ話をしていたいと思った。こんどはいつになるだろうな。