えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ひゃくさんじゅうにこめ

 昨日はお喋りしている間にすっかりブログのことを忘れていたので、また通勤時間帯に書く。

 その通勤時間帯がたいそう勿体ないな、と最近とみに思う。

 

 家を出て、会社に着くまで一時間五〇分ほどかかる。ちょうど始業時間に着く電車に乗るならもう少し遅くてもいいのだけれど、それでも一時間半はかかってしまう。

 昔通っていた距離に比べればまだ近いし、買い物などなにかと便利だし、在宅勤務もあるらしいから。なかなかいい条件だなと思ったから、派遣会社の営業さんが持ってきてくれた案件に頷いて面談に行って、とんとん拍子に決まったのが今の仕事だった。

 仕事を選べる立場にないし、これを断ったとしてもっといい案件が来るとも限らなかったから、面談後、こちらの企業さんでいいですかと聞かれて、はいと答えた。

 

 勤めてみれば、通勤時間がめちゃくちゃかかること以外には文句のない職場で、だからこそ余計にそこだけが際立ってしまう。結局在宅勤務はなしになってしまって、八月の頭から今に至るまで、日に四時間近くを電車に揺られたり歩いたりして消費している。

 引越の文字がかなり現実味を持って迫ってきていた。そうすると、通勤時間や交通費がかからないからという理由で選んだ副業に影響が出てしまう。副業だからといって、じゃあやめますということはできないし、副業は副業でとても楽しくて足しになっていて離れがたいのだった。

 

 ただ、一日四時間近くのロス、と言ってしまっていいと思う、これは勿体ない。せめてこれを日に二時間ほどに縮められたらずいぶんマシだろう。

 収入的には引っ越したってやっていけるはずで、あとは引越のための資金だけだなと、現実味が目前まで迫ってきている。