えぬのざっかん

アラサーレズビアンの雑感/週末に更新する日記みたいなもの

ごじゅうきゅうこめ

 

 四半期を終えて、仕事が立て込んでいる。締め切りも切られていて、追い立てられるように平日を過ごした。なにかをやる気も起きず、夕飯と身繕いを終えたら、20時台でも早々に布団に入るような日々だった。

 平日が過ぎるのは早かったけれど、休みもまた同じように早く過ぎていく。最近は空いている時間をひたすらWEB小説を読んで過ごしている。途中まで読んでいたもの、全て読み切ってしまったものをもう一度読み返す。やはり面白いのでページを読み込む指も逸る。今のところ、薬屋のひとりごと異世界薬局が私の中で盛り上がっている。

 小説に没頭しているおかげか、SNSを長時間にわたって見ないという習慣は結構身についてきた。追いたいものは後から追いかけるようにすれば、疲弊もしづらいと気付いた。

 

 私がやっていることは逃げにしか過ぎないけれど、それでも少し前に比べて凹むことが減ったように思う。気分が落ち込みやすい人はバナナを食べるとよい、というツイートを見かけたので、ここ最近の朝食にはバナナを欠かせなくなった。

 人に構ってもらえなくなったらそれで終わりだと思っているので、やりとりのきっかけを作るためにSNSへの書き込みは続けている。気になったことがあれば返信をして、たまに口の端をほころばせる。なんだかんだ言っても人とのやりとりが好きだ。流れてくる怒濤のような情報をひたすら受け入れるのではなく、自分から探しに行くのがいいのだろう。

 折れやすい自分の心を保つために気にしていることは他にもある。

 なるべく卑下ををしない。褒められたら素直にお礼を言う。いいなと思ったものには素直にそう伝える。

 昔から素直な性格をしているとは言われているから、それをなるべく前面に出すようにした。自分で自分を卑下しては、周りだってだれも構ってはくれないだろうし、私も自分なんてと言う人に掛ける言葉は持っていない。ただ距離を置くことしかできなくなるだろう。

 耐えきれなくなったら友達に相談や愚痴を言ったりはしているけれど、それでしばらくは何とかやっていけている。

 

 もう少し拠り所を増やさないとなあと思いつつ、輪を広げるにはインプットが足りず、そろそろ何か違うところに手を伸ばす時期かなとも考えている。